はじめに
宝塚ファンにとって大きなニュースが発表されました!
宝塚大劇場が2026年1月1日から座席のリニューアルを行います。
対象となるのは、星組公演『恋する天動説』『DYNAMIC NOVA』から。
長年親しまれてきた座席区分や配置が変わることで、観劇体験も大きく変わる可能性があります。
今回は、発表されている内容とともに、ファン目線での「ここがこう変わるかも?」という予想をまとめました!
現行の座席区分と料金・席数(2025年現在)
まずは、2025年現在の宝塚大劇場の座席区分・料金・席数をおさらいしておきます👇
座席区分 | 料金(税込) | 席数 |
---|---|---|
SS席 | 12,500円 | 194席 |
S席 | 8,800円 | 1,408席 |
A席 | 5,500円 | 475席 |
B席 | 3,500円 | 473席 |
これまで4つの区分で、SS席の人気が高く、B席は予算を抑えたい方に人気の席でした。
2026年から新しい座席区分に!
そして、2026年1月1日からは座席の区分が以下のように変わることが発表されています👇
座席区分 | 料金(税込) | 席数 |
---|---|---|
SS席 | 14,000円 | 194席 |
S+席 | 10,500円 | 825席 |
S席 | 8,000円 | 935席 |
A席 | 5,500円 | 189席 |
B席 | 3,500円 | 474席 |
これまで4区分だったものが、5区分に増える のが大きなポイント!
特に「S+席」の新設が話題を集めています。
SS席の価格は1,500円アップし、全体的に価格帯や席数にも変化が出ました。
そしてなんと、A席・B席は金額変更なし!
創設者・小林一三氏の「低価格で多くの人に楽しんでもらいたい」という意思が、こうして今も受け継がれているのかもしれませんね。
実は価格が下がる席も!
今回のリニューアルで、価格が下がる席も一部登場します。
具体的には👇のエリアが該当します:
- 1階 22列〜25列の1〜92番
- 2階 1列〜7列の1〜90番
これらの席は、現行では S席(8,800円) に分類されていますが、
リニューアル後は S席(8,000円) に変更される予定です。
これにより、同じ景色でも 800円安く観劇できる ようになるため、リピーターや遠征組にとっては朗報と言えそうです!
新設される S+席とは?
今回のリニューアルで新設される S+席 は、宝塚大劇場の観劇スタイルに大きな影響を与えそうです。
現時点で判明しているポイントや予想される特徴はこちら👇
- 一階席の大部分を占める(825席)
→ 新たに設けられるS+席は、なんと一階席の大部分を占める大規模なエリアです。 - 全て一階席なので客席降りを確実に楽しめる
→ S+席はすべて一階席。宝塚名物ともいえる「客席降り」を確実に間近で楽しめるのは、大きな魅力です。 - 実は1,700円の値上げになる席でもある
→ 現行のS席(8,800円)の一部がS+席へ移行するため、対象となる席は 1,700円の値上げ となります。
A席の変化
今回のリニューアルで、A席は大幅に減ることになります。
特に痛いのは、1階のA席がなくなること。
後方ではあるものの、5,500円という価格で客席降りも楽しめる、とてもお得な席でした。
そのため、予算を抑えつつも臨場感を楽しみたいファンにとっては、今回の改編は残念に感じる人も多いかもしれません。
SS席の変化
これまで12,500円だったSS席が、14,000円に値上がりします。
1,500円増程度であれば、入手難易度に大きな変化はなさそうです。
立ち見&BB席が廃止
大きな変化として、以下が廃止されることが決まっています。
- 一階後方の立ち見席(2,500円)
- 2階最後列「BB席」(2,000円)
この2つの席は、コロナ前までは当日券扱いでしたが、リニューアル後は当日券の復活も厳しそう という声が多いです。
今後の観劇スタイルはどうなる?
今回のリニューアルによって、観劇スタイルにもいくつか変化が出てきそうです。
- SS席は相変わらず激戦
→ 値上げされたとはいえ、最前列に近い圧巻の景色を求めるファンが多く、入手の難しさは変わらないでしょう。 - 2階S席がお得に!
→ 一部の2階席がS席のまま価格が下がるため、同じ景色をよりお手頃に楽しめるチャンスです。 - BB席と立ち見席が廃止により、競争が激化する可能性も
→ コロナ前までは当日券として駆け込み観劇の救世主だったBB席と立ち見席がなくなることで、人気公演のチケット争奪戦はさらに厳しくなるかもしれません。
結論:今後の情報を要チェック!
宝塚大劇場の座席リニューアルは、ファンにとってワクワク半分、少し不安も半分。
まだまだ続報を待つ段階ですが、今のうちに現行座席で観劇しておくのもひとつの思い出 かもしれません。
そして、現行の座席区分で観られる最後の公演は、雪組『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』『Prayer~祈り~』 となります。
